全商協は6月8日、同組合の会議室において第33回通常総会を開催した。今年は任期満了に伴う役員改選が行われ、林和宏会長の退任に伴い、中村昌勇氏が新会長に就任した。
事業報告によると、2020年度における「ぱちんこ中古遊技機に貼付する確認証(紙)」の交付状況について、件数42万3,074件(前年度比84.1%)、台数63万8,628台(同83.4%)で、いずれも大きく落ち込む結果となった。昨年に引き続き、新型コロナウイルスの影響が色濃く反映された形となった。
また、認定機については、3月から新規則機の認定申請が開始され、4月までの2ヵ月間で件数は1,494件、台数は2,813台だった。
2021年度の事業計画では、「遊技業界の繁栄と発展に寄与し、安心・安全な遊技機を提供していくため、全国8地区遊商に所属する組合員販社に従事する遊技機取扱主任者のスキル向上を図るべく、引き続き講習会の運営や流通システムの堅持に努めるとともに、商権擁護並びに経済的地位向上に資するために必要な活動にも積極的に取り組んでいく」とした。なお、2021年度の確認証紙の年間予測枚数は59万2,100枚とした。