新規則機の設置比率、5月末時点で目標値を下回る

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全日遊連は6月7日、「旧規則機の計画的撤去の更なる促進について」と題する文書を、各都府県方面遊協宛てに発出。5月末時点の新規則機の設置比率が64.2%と、目標値65%を下回った結果を受け、さらなる旧規則機の撤去を促した。

パチンコ・パチスロ産業21世紀会は5月7日、旧規則機の撤去期限に関する内容を改定。合わせて新規則機の設置比率を段階的に高めていく新たな目標を設定した。目標値は5月末65%、6月末70%、7月末75%、9月末80%、10月末85%、11月末90%、12月末95%、1月末100%としている。

文書では「目標を超えている県がある一方で、大きく下回っている県もあり、全体的な傾向としては、ぱちんこ遊技機の進捗率が順調に推移しているものの、回胴式遊技機の進捗率は目標値から10%近く低い状況にあることが分かる」と状況を説明。その上で、旧規則機の計画的撤去の更なる促進を求めた。

文書の別紙に記載されている5月末時点での都道府県別の新規則機の設置比率によると、全国平均はパチンコ70.1%、パチスロ55.2%。新規則機の設置比率が最も高い地域は群馬県で71.7%(パチンコ74.6%、パチスロ63.9%)。最も低い地域は沖縄県で48.2%(パチンコ70.6%、パチスロ32.5%)。特にパチスロにおいて設置比率の地域差が大きく、かつ進捗の遅さが目立っている。

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