パチスロプレイヤー調査発表、一撃2,400枚上限に対する不満大きく

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日遊協は3月18日、パチスロプレイヤー調査2020を発表した。この調査は、日電協、日工組回胴部会などが協力して毎年実施されており、市場の6号機移行が進むなか、パチスロの参加人口や参加率、頻度、満足度の変化を確認するとともに、6号機の遊技状況や評価などから、今後の6号機のあり方を探索することが狙いだ。

それによると、年1回以上遊ぶパチスロ参加人口は、前年比約94万人減の約716万人。遊ぶ回数が減った理由は、新型コロナウイルスの感染が気になると答えた人が45.6%で、もっとも多かった。また6号機に対しては、20円AT/ARTで遊ぶ層ほど、有利区間の制限や、出玉の一撃2,400枚上限に対する不満が大きいことも分かった。さらに、6号機を継続遊技しないと答えた人の理由としては、「勝ちにくいと感じた」がもっとも多く、次いで「通常中が面白くなかった」「一撃の獲得枚数に期待できない感じがした」の順で続いている。

今回の調査では、やや踏み込んだ質問として一撃の出玉と有利区間の上限に納得できない理由についても聞いており、そこでは「投入する枚数には制限がないのに、一撃の上限数には制限がある」「上限枚数に達すると、上乗せしたAT・ARTのG数が消化できない」「2,400枚以上獲得でないため、出玉を大量に獲得できるイメージがわかない」などの意見が寄せられている。

なお、この調査は1万サンプルを用いた事前調査を経て、本調査を1月13日〜17日に実施。サンプル数は、現行プレイヤー1,536、休止者層465となり、これらサンプルから収集したデータをもとに分析が行われている。

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