日遊協がファン動向を調査、禁煙化に対しては前年よりポジティブな回答が増加

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日遊協は3月18日、パチンコ・パチスロファンに向けて実施したアンケート調査の結果を発表した。ファンの特性やプレー実態、ニーズなどを把握するためことが目的。さらに、定点観測することで、年ごとに変化するファン動向を理解するとしている。調査は、2020年11月11日〜12月16日にかけて来店客に対し行い、21社154ホールが協力し、2,770人から回答を得た。

このうち、喫煙者に対し、遊技時の禁煙化について訪ねた項目では、遊技頻度、滞在時間ともに、禁煙前と変わらないと答えた人がもっとも高い比率を占めていたことが分かった。遊技頻度では、禁煙化前より増えたという人を含めた割合が68.5%、滞在時間では、同じく禁煙化前より増えた人を含めた割合が75.4%にのぼっている。これについて日遊協では「前年はかなり厳しい数値となっていたが、今回の調査ではポジティブな回答が多かった」と捉えている。

加えて、新型コロナウイルスの感染拡大が及ぼした影響については、ホールに行く頻度が前年よりも減った人で、一番多かった回答が「新型コロナウイルスの感染が怖いから」(33.9%)で現れている。その一方、前年よりも来店頻度が増えた人の答えで一番多かったのが「余暇時間が増えた」(40.4%)となるなど、コロナ禍を背景に、外出を伴う余暇の行動様式が変化していることも見て取れる回答といえそうだ。

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