ユニバーサル決算、コロナ禍受けたIR事業で損失拡大、最終赤字192億円超に

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ユニバーサルエンターテインメントは2月12日、2020年12月期(2020年1〜12月)の通期連結業績を発表した。

それによると、売上高は前期比27.3%減の908億7,100万円、営業利益は同556.1%増の25億5,500万円、経常損失は92億4,900円(前期は経常損失79億4,100万円)、最終損失は192億1,800万円(前期は51億9,100万円の損失)と、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、フィリピンで展開している統合型リゾート(IR)事業などの低迷が響き、赤字幅が拡大した。

遊技機事業では、「SLOTバジリスク〜甲賀忍法帖〜絆2」や「沖ドキ!2-30」などが計画台数を上回る販売実績を上げ、売上高が前期比19.6%増の617億9,200万円、営業利益は同88.5%増の203億8,200万円と、大幅な増収増益を確保。ホールの新台調達意欲が低迷するなかにも関わらず堅調に推移した。販売台数も前期の11万4,463台から13万9,152台に増加している。

一方、フィリピンで総合型リゾート施設「オカダ・マニラ」を運営するIR事業においては、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、施設の営業停止期間が長期に渡ったことに加え、営業再開後も操業が限定されるなどし、売上高は前期比61.2%減の276億9,900万円と低迷。営業損失も90億3,400万円(前年同期は営業損失13億9,100万円)と厳しい業績となっている。

また同社では、2021年12月期の通期業績について、「新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により、現時点で予想算定が困難」とし、予想を見送っている。

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