全商協は6月9日、第32回通常総会を開催した。今年の総会は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、テレビ会議システムで行われた。
事業報告では、2019年度における「ぱちんこ中古遊技機に貼付する確認証紙」の交付状況について、件数50万2,776件(前年度比97.6%)、台数76万5,568台(同97.6%)でいずれも微減となった。しかし、4月の交付状況は件数3万3,723件、台数5万1,015台で、前年同期と比較すると件数で69%、台数で68%となり、新型コロナウイルスの影響が大きく表れた。また、認定は件数、台数ともに0だった。
2020年度の事業計画では、中古機流通事業において、緩みのない確実な点検確認業務に取り組んでいく基本ルールに基づき、中古機流通業務や遊技機流通制度等に必要なスキルのレベルアップに向けた研修会を積極的に実施していくこととした。さらに、使用済み遊技機のリサイクル処理の徹底及び不法投棄の廃絶などにも邁進していく。なお、2020年度の確認証紙の年間予測枚数は55万枚とした。