【特集】VTuberが呼び込む「リアルな人流」

投稿日:2026年7月13日 更新日:

新興エンタメから一大産業へ飛躍的成長

黎明期のVTuberは、インターネット文化の一ジャンルとして受容されていた。そして現在、その立ち位置は大きく変化している。コロナ禍を経て動画配信やライブコンテンツの需要が急拡大したことで、Z世代を中心に広く浸透。いまや動画配信の枠を超え、広告、音楽、ライブ、教育、IPビジネスなど多方面へ広がる一大エンターテインメント産業に成長している。

市場規模もここ数年で急拡大を続けている。矢野経済研究所の調査によると、国内市場は2023年度に前年比153.8%となる約800億円へ到達。2025年度には1,200億円を超える見通しだ。背景には、大手事務所による積極的なIP展開に加え、新規参入によるコンテンツ供給の増加がある。個人配信者から大規模プロダクションまで、多様なプレイヤーが市場を形成している点も特徴だ。

ネットとの接触の長さがファンコミュニティを生む

その成長を支えるのが、熱量の高いファンコミュニティだ。VTuberは配信頻度が高く、失敗や雑談、悩みまでリアルタイムで共有するため、視聴者は観客ではなくコミュニティの一員として参加できる。コメントが配信内で即座に反映される双方向性も心地よく、デジタル空間で長時間過ごすZ世代にとって、VTuberは生活圏の一部となっている。

業界が目指す若年層の取り込みに、この一大産業を活用できないか…。本特集では「VTuber」を集客に活用する《BIGディッパー大久保店》、そして業界初となるVTuber事業『ミラクルゲート』を始動させた玉越の挑戦を追う。VTuberがもつ可能性を感じてもらいたい。

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