MIRAIがファン人口増加施策の議論をスタート、パチンコをしていない92%にフォーカス

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MIRAIぱちんこ産業連盟は7月17日、7月度定例理事会後に都内台東区のオーラムで記者会見した。会見では、新規会員として「株式会社シーズ」(賛助会員)1社の入会が発表されたほか、未来のファン創造に向けた委員会活動について解説が行われるなどした。

この「未来のファン創造」について佐藤公治副代表は、「成人人口の約8%がパチンコに参加しているなか、残り92%が遊技していないという状況がある。その92%にクローズアップして、いかにパチンコの楽しみを伝えていくかという議論を開始した。そのなかで今は現実的にできない部分はあるが、一旦、そういった様々な規制を踏まえずに自由に議論を行う。行政との協議が必要な規制については、さらに未来委員会の上層部で意見出しを行っている」と説明。早ければ、年内中には企画案を取りまとめ、今年度中にはそのトライアルを実施していきたい考えを示した。

佐藤副代表は、「仮に92%の方の中から2%でも回帰してもらえれば、その数はすごく大きいものになる。社会が大きく変わっていくなかで、何が時代についていっていないかを真剣に協議して、個社では難しいが、団体ならできるファンを増やすための対策を急いで実施していきたい」と述べるなどした。

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