役員改選により金淳次氏を理事長再任。
栃木県遊協は5月23日 宇都宮市の宇都宮東武ホテルグランデで第58回通常総会を開催した。
当日は総組合員103名中、86名が出席（委任状出席含む）し、総会は成立。事業報告など全8議案を審議し、全て可決した。任期満了に伴う役員改選では、金淳次理事長が4期目となる再選を果たした。また議案の審議に先立ち、恒例の寄付金贈呈が行われ、栃木県に100万円を寄付した。
来賓として出席した栃木県警察本部生活安全部の佐藤雅人部長は「昨年は刑法犯認知件数が20年ぶりに増加に転じた。駐車場における車上狙いが増加しており、防犯カメラの設置や不審者への声掛けをお願いしたい」と県内の犯罪情勢について話し、防犯活動への協力を求めた。
議事終了後、金理事長は昨年の総会で採択した組合加入率100％を目指す決議文の経過報告を行った。報告によると昨年7月から9月にかけ、非組合ホール企業5法人11店舗に対し、組合加入を要請する理事長書簡を送付したほか、組合に加入しない理由などを調査。さらに昨年末には各社に直接交渉も行い、加入を呼びかけた。現在、非加盟ホール企業は4法人となり、金理事長は「加入100％にすることで警察行政もスムーズに指導が展開できる。県内の全ホールが力を合わせることで営業面でも色んなプラスの効果があるということを訴えながら、今後も100％加入の追求を組合一丸となって進めていきたい」と話した。
栃木県に100万円を寄付。金理事長（右）が栃木県保健福祉部の岩佐景一郎部長に目録を贈呈。
祝辞を述べる栃木県警察本部生活安全部の佐藤雅人部長。
