福岡県と佐賀県でパチンコホールを12店舗運営する玉屋とその関連会社である三和は10月19日、旧《玉屋飯塚本町店》の跡地に新設した二子山部屋の九州場所稽古場および宿舎「金剛館」の竣工式を行った。
竣工式には、玉屋ホールディングスの岩見吉朗代表取締役会長も出席。岩見会長は、玉屋の70周年という節目に、創業の地で営業を続けてきた旧《玉屋飯塚本町店》が、新たに二子山部屋の拠点として生まれ変わったことに言及し、引き続き地域社会への貢献を約束した。
旧《玉屋飯塚本町店》は2018年に一部を改装し、二子山部屋の稽古場として提供してきたが、70年の時を経て施設の老朽化が進んでいた。これを受け、新たな稽古場および宿舎の建設が決定。土俵、トイレ、浴室、調理場、休憩室を備えた最新の施設は、大相撲九州場所の際の二子山部屋の活動拠点となるほか、通常時は地域のための施設として機能する。
竣工式では神事の後、式典を開催。新施設「金剛館」は、立地面積が307.64平方メートルで、今後の飯塚の地域社会において中心的な役割を果たすことが期待されている。