SANKYOは2月8日、今期(2022年4月~2023年3月)の業績予想を上方修正。売上高1,550億円(修正前1,350億円)、営業利益550億円(同450億円)、経常利益560億円(同460億円)、純利益450億円(同350億円)とした。
修正理由は、パチンコ、パチスロ機とも販売台数が事前の想定を上回る見込みのためだ。パチンコは第3四半期に販売した『ゴジラ対エヴァンゲリオン ~G細胞覚醒~』が約5万台の販売を記録。また第4四半期においても、従前はパチスロ市場への需要シフトを見込みパチンコの販売計画を慎重に見積もっていたが、実際の影響は最小限にとどまり、パチンコの販売が好調に推移。その結果、年間のパチンコ販売台数については、前回発表(2022年10月17日公表)の25万台を上回る26.8万台の見通しとなっている。
一方のパチスロについても、第3四半期に販売した同社スマートパチスロ第1弾『L革命機ヴァルヴレイヴ』(SANKYO製)が導入後、高稼働をキープ。第4四半期に増産する大ヒットとなった。また今年3月導入予定の『パチスロ機動戦士ガンダムユニコーン』(ビスティ製)も順調に受注を積み上げており、年間のパチスロ販売台数は前回発表の4万台を上回る5.1万台の見通しとなっている。