3社合同展示会には120名を超える業界関係者が来場。各社が展示した製品に関心を寄せていた。
㈱加藤商会は6月28日、29日の2日間、大阪市中央区の難波御堂筋ホールで「3社合同展示会」を開催。パチンコホール向けの製品・サービスが一堂に会した。主催は加藤商会、協力は㈱メディアパートナーズ、㈱スリーストン。
加藤商会は遊技台型デジタルガジェット『パチネージ・スロネージ』をはじめとしたデジタルサイネージの数々を展示。特に『パチネージ・スロネージ』は、遊技機と同サイズに設計されたアンドロイドOS搭載の32インチ大型液晶パネルで、新台やスペック紹介、ビギナー層向けの遊技説明、コロナ対策の啓蒙など、店舗側のアピールしたい映像を任意で流せるため多彩な活用を実現する点が特徴だ。
メディアパートナーズは地域密着型集客ツールの『ヴェロトレーラー』、店内の内装や雰囲気をWEB上で閲覧できる『Google Indoorview（インドアビュー）』を展示。ヴェロトレーラーは地域顧客の行動ピークタイムを狙い撃ちして、自店舗をアピールできる自転車広告。アドトラックなど自動車で通れない場所でも、自転車ならば押しながら通行でき、目に留まる時間も長くなるため、より効果的に広告内容を訴求できるとアピールした。
スリーストンでは、入替内製化ツールとして話題沸騰中のパチンコ入替作業用台車『マジか2』を展示。「椅子の背を簡単にかわせたら楽なのに」「重い台の入替を1人で作業できるようにしたい」「台の上げ下げをなくしたい」など、入替従事者から寄せられた切実な声から生まれた同製品。当日は同社の女性担当者が『マジか2』を使った入替実演が行われ、女性でも1人で入替ができることをアピール。来場者からは大きな関心が寄せられた。また、急速充電規格・パワーデリバリーに対応したUSB充電器「ピタッと充君（みつるくん）」も展示。充電速度が速い点、電子タバコと携帯電話の同時充電が可能な点などを訴求した。
2日間で120名を超える業界関係者が来場し、盛況のうちに幕を下ろした。
