【調査】8割のユーザーが導入される新台に興味あり！

旧規則機の撤去に伴い、年末年始にかけて多くの新台が登場した。そこで今回は、新台導入時における遊技意欲と、新台を遊技する理由、しない理由についてアンケートを実施。遊技客の新台に対する心理を洗い出してみよう。

全体の母数となる、新台導入時の遊技意欲について見ると、「必ず遊技する」、「時々、遊技する」と遊技意欲を持っているユーザーの割合は79.4%を占めた。一方、「遊技しない」と回答したのは20.6%となった。

新台に遊技意欲のある8割のユーザーにその理由を聞いたところ、割合の多い順に「面白そうだから」が38.3%、「出そうだから」が19.3%、「好きなコンテンツ（シリーズ）だから」が15.2%となった。スペックやゲーム性など具体的な要素を好んで遊技するのではなく、出玉イメージや演出、シリーズ機への期待といった抽象的な理由で、遊技する傾向が強いことが見て取れる。第一印象が重要であるといえそうだ。

「遊技しない」理由については、満遍なく回答が分散している。注目するならば、「ゲーム性」「スペック」が分かりにくいと回答したのが全体の3割を占めることだ。

近年はパチンコにおいては時短の活用幅が広がり、より多彩なゲーム性、スペックの機種が登場してきているが、仕様が煩雑すぎると遊技対象からはずされる可能性をはらむ。バランスが非常に難しいが、ホールとしてはゲーム性などをわかりやすく説明できる環境（POP、遊技機説明書の用意やスタッフの知識向上）を整えていく必要がありそうだ。