タツミコーポレーションとアサヒディードがプライベートブランドパチスロ機を発表

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兵庫県を中心に、《ミクちゃんガイア》《ミクちゃんアリーナ》などの屋号で32店舗を展開するタツミコーポレーション(兵庫県明石市)と、大阪府を中心に《イル・サローネ》《エリート》などの屋号で12店舗を展開するアサヒディード(大阪市浪速区)は11月9日、共同開発したプライベートブランド(PB)パチスロ機『パチスロミクちゃんとイドムンのミラクルチャレンジ』の記者発表会を神戸市中央区のANAクラウンプラザ神戸で開催した。

発表された新台は、ボーナス主体で出玉を増やすシンプルなノーマルタイプ。BBが払い出し225枚、RBが払い出し120枚というスペックだ。遊びやすいボーナス確率設計も特徴で、ボーナス合算確率は1/113.7(設定1)〜1/96.7(同6)となっている。一方、完全攻略時の出玉率は100.7%(設定1)〜108.2%(同6)だ。

設定は全4段階。設定1と設定6の間に、スペシャル設定として、両社のオフィシャルキャラクターを冠した「設定ミクちゃん」と「設定イドムン」が盛り込まれている。同じくオフィシャルキャラクターを呼び名にしたボーナス「ミクちゃんBB」と「イドムンBB」の出現率によって設定推測が楽しめるゲーム性だ。

ボーナスは、ランプなどで完全告知され、告知パターンは、ランプ系、サウンド系、回胴系、セグ系など全26種類が搭載されている。また、それぞれのオフィシャルキャラクターボイスに人気声優を起用。「ミクちゃん」は、アイドル育成ゲーム「アイドルマスターシャイニーカラーズ」で福丸小糸役を務めている田嶌紗蘭さん、「イドムン」は、「ぷよぷよテトリス2」など、ゲームやアニメで幅広く活躍する河実里夏さんが担当している。

発表会でタツミコーポレーションの李煥辰社長は、「厳しい業況のなか、ホールとして何ができるかを考えた」と述べ、今回の共同企画「TRY FUTURE PROJECT」立ち上げから、製品化に至るまでの経緯を解説。新台の仕上がりについては、「遊技客とホールがWin-Winになるようないい機械が作れたと思う。長期運用できれば将来的な機械代削減にもつながっていく。これからも第2、第3弾とチャレンジしていければ」とし、今後も他法人とタッグを組んだPB機の開発に意欲を示した。

新台のホール導入は最速で12月10日から。導入店舗は、《ミクちゃんガイア》《ミクちゃんアリーナ》25店舗、《イル・サローネ》12店舗が予定されている。

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