静岡県遊協は6月10日、第60回目となる通常総会を静岡市駿河区の遊技会館で開催し、今期の運営方針など、上程された4つの議案全てを可決承認した。
事業報告では、新型コロナの感染拡大に伴う対応に追われた一年だったことを振り返りながら、遊技客の減少傾向に歯止めがかかっていない現状を伝達。県内における3月末時点での店舗数は、最盛期の半分以下となる252店舗となるなど、厳しい状況が継続していることが伝えられた。
また依存問題への対応として、県遊協主催の安心パチンコ・パチスロアドバイザー講習会を2回開催。これにより、平成29年以降の受講者総数は1,054人にのぼり、1ホールあたりのアドバイザー配置数が今年3月末現在で、約4.1人に達したことが報告された。