【コラム】噂の6.1号機『パチスロ北斗の拳 宿命』の販促ポイント

投稿日:2021年2月22日 更新日:

◆注目機の販促ポイント
2,400枚規制はそのままではあるが、低ベースで純増を抑えたことによる新たな可能性を秘めた『パチスロ北斗の拳 宿命』。6.1号機スペックの可能性を探る上でも、同機は注目の新台と言えるでしょう。

『パチスロ北斗の拳 宿命』の魅力とは

6.1号機では、『政宗3』が先(2月)に出ましたが、なぜ今回、『パチスロ北斗の拳宿命』をピックアップしたかと言いますと、ゲーム性をより5号機に近づけることに成功しているからです。

今までの6号機の場合、メインATに入るまでにCZ(チャンスゾーン)を2回、3回と経由しなければならず、当たったと思ってもCZや出玉がちょっとだけ得られるプチボーナスの様なCZ(リゼロ形式)がメインでした。対して、『パチスロ北斗の拳 宿命』は通常時のCZでの当たりは全てメインATとなります。

また6号機における高純増タイプの突破型は、「色目押し」「減算区間」「無抽選区間」をメインに構成されていました。高純増タイプは、6号機初期では5号機と比較し、新鮮味があったのでユーザーにも受け入れられました。

しかし現状ではレバーオンの一喜一憂がない通常時を淡々と遊技させられることや、いざATに入っても高純増という点も後押しし、楽しいはずの出玉時間が5分も経たずに終わってしまいがちなことから不評を買っています。

一方、同機は通常時のレア役からCZを目指し、CZからの当選は即メインATとなります。ゲームフローが5号機以前のパチスロ機と類似しており、純粋に4号機の『北斗の拳』や5号機の『パチスロ北斗の拳 世紀末救世主伝説』と同様、バトル演出でワクワクすることができると言えるでしょう。また、色目押しタイプではなく押し順タイプという点も、より演出に集中できるため、評価できるポイントの一つではないでしょうか。

加えてもう一点、純増を2.8枚まで抑えたことにより、高純増タイプで定番になっていた無抽選区間も(ほぼ)無いと予想されます。これにより「出玉を楽しむ」だけではなく、常に「パチスロを楽しむ」ことができるため、感情移入のしやすさという点でも、これまでの高純増タイプより優れた機械に仕上がっていると言えるでしょう。

『パチスロ北斗の拳 宿命』の販促ポイント

では、どの様に同機の販促を行えば良いのでしょうか。ポイントは6.1号機の魅力を伝えることにあります。現状、既存6号機の悪いイメージが定着し、ユーザー側の新台自体への興味が薄れている傾向にありますが、“北斗の拳”というネームバリューは、最大の活用要素になると思っています。

私自身、パチスロはしばらくジャグラーがほとんどでしたが、『パチスロ北斗の拳 宿命』には新たな6号機のスタイルをもたらしてくれるのではないかと、今から導入が楽しみで仕方ありません。

今回の販促ポイントは2点。「6.1号機新時代スペック」「3月の転入者へのアピール」となります。

①6.1号機新時代スペック
まずは同機の魅力を最大限、アピールしていきましょう。今、伝えるべきパチスロの情報は、純増枚数でも特化ゾーンの詳細でもありません。それよりも「どうせ6号機でしょ」というマイナスのイメージを払拭するとともに、パチスロ本来の魅力を伝えることを主眼に、6.1号機スペックの特長をアピールしましょう(販促事例①参照)。

販促事例①:6号機を敬遠しているユーザーに対し、5号機の様なゲーム性をアピールすることで、6.1号機への期待感を持たせる。

「北斗だから設置していれば遊技してくれるだろう」ではなく、積極的に遊技してもらうキッカケをホール側から提示する必要があります。また、「新台だから取りあえず触る」のと「期待感をもって遊技する」では、ユーザー側の投資意欲が異なります。導入前から期待感を演出し、導入後もポジティブな情報を与えることで、稼働を促進してみてはどうでしょうか。

②3月の転入者へのアピール
3月は、地域差があるものの転入居が多い時期です。昨今のコロナ禍の影響もあり例年通りの転入居の数は見込めませんが、新規のお客様が商圏に数多く流入する時期であることに変わりはありません。2019年3月の都道府県間や都道府県内の移動数を含めると約85万人となります(総務省参照データ)。

得てして転居者は、転出先の情報等は事前に調べるものです。遊ぶところや飲食店のほか、生活に関わる情報を取得するため、WEBの接続時間も自然と増加することが予想されます。そのことから引っ越しなどの転入者が調べそうな関連ワードに対して、WEB広告を出稿することは、新規のお客様候補に自店舗をアピールする一つのチャンスとなるでしょう。

弊社の顧客ホール様も以前、新規出店した際に稼働が思った以上に伸びなかったため、独自の調査を行ったところ、「そこにパチンコ店があるのを知らなかった」との回答が多かったことがありました。そのため、店舗の認知度を上げるべくWEB広告に投資した結果、店舗の認知度が少しずつ向上したという事例がありました。

「いやいや、うちは新店じゃないし」と思う方もいるでしょう。しかし転入者からすればある意味、既存店も新店です。今の時代、WEBで調べれば情報は取得できますが、転入者が能動的に自店の情報を取得する可能性は、おそらく高くはないでしょう。そのため、生活の流れの中で自店を知って頂くためのWEB広告を出稿し、機種もしくは企画をキッカケとした誘客を狙ってみてはどうでしょうか(販売事例②参照)。

販促事例②:転入居の時期に向け、WEBプロモーションを行うことは効果的。「自店を調べて」もらうのではなく、「自店を知って」頂く販促が必要となる。

「フダポス」による営業支援
私たちは、このような新台や時流の問題の解決のお手伝いを「フダポス」というツールでもご支援させて頂いております。おかげ様で現在2,000店舗でご活用頂いております。様々なコンテンツが御座いますので一度ご覧頂き、是非、皆さまのお力になれましたら幸いです。

◆著者プロフィール
梶川弘徳(かじかわ ひろのり)
株式会社CFY代表取締役
パチンコホール企業で営業部長として営業戦略や組織マネジメントの責任者として活躍し、2009年33歳で㈱CFYを設立して現在に至る。座右の銘は会社名の由来でもある「Crazy For You(あなたのために)」
●株式会社シー・エフ・ワイ
URL:https://amuse.cfy.jp/
Mail:info@cfy.jp

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