全日遊連(阿部恭久理事長)は5月1日、都府県方面遊協(連)の理事長宛てに「検定・認定の有効期間が満了する遊技機の当面の取扱いについて」とする文書を発出した。
文書では、新型コロナウイルスの感染防止のため、警察庁に対して「当面の間、検定・認定の有効期間が満了する遊技機については、遊技機の電源を落とした状態にある限り、取締りの対象としないこと」について要望していたところ、5月1日に警察庁から「各都道府県警察にその旨を通知した」との回答があったとし、各都府県方面遊協に対して組合員ホールへの周知をお願いしている。
なお、検定・認定の有効期間が満了する遊技機は、本来、満了までに他の遊技機に入れ替えるか、あるいは撤去(減台)の対応をしなければならない。しかし、全国の多くのパチンコホールが休業状態にあり、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため人と人との接触を8割以上減少させることを強く求められていること等を勘案し、休業中に遊技機の入替えや撤去作業を行うことは適切ではないと考えられるとして、全日遊連では警察庁に対して要望を出していた。