消息筋の情報によると、人気パチスロ機『オオハナビ』から不正電波などによるゴト被害を排除するため、製造元のアルゼ(東京・有明)では交換部品を販売している。
交換部品はレバー装置に関係するもので、1個2000円。不正信号でオートスタートさせ、大当たり領域を狙い撃ちにするゴトに対応したものとされる。
同機を狙ったゴト手口は、小役その他の役が集中する“かたまり”の領域を、タイミングを少しずつずらしながら体感器で探り当て、不正電波などを利用し、ビッグボーナスを引き当てるというものらしい。オオハナビのほか、『コンチ4X』や『バベル』なども狙われているという。
乱数の1周期の更新速度は超高速で、人間の五感はもとより体感器でもほとんど計測が不可能といわれてきた。だが「周期を300倍程度に引き上げれば体感器も使用可能だ」(同)としている。