セミナーの第一部では、日工組の内規変更によって今後の予想されるパチンコ機の動向などが説明され、とくに村岡氏は、「(CRセブン機の)大当たり後に100回転の時短機能がつくフルスペックタイプと、昔のCRモンスターハウスのような確変終了後に100回転の時短に突入するモンスターハウスタイプの2種類が主流となるのでは。そのほかにも、時短なしの旧内規タイプや、揃った絵柄の数字によって時短の回数が決まる(絵柄2の場合は時短20回、絵柄4の場合は時短40回)ような台湾パチンコタイプ、確変継続回数を決めそれに時短をつけたタイプも登場は予想されるが、平均連チャン回数などをみても、フルスペック、モンスタータイプをメーカーとしては主に開発するのではないか」と分析。また、賞球が4個になることに対しては、「ファンはきついと感じるだろう。一度でると連チャンは期待できるが、通常時はきびしい」と述べ、パーラーとしてはファンに負担をかけないバランスのよい釘調整が必要だろう、と指摘した。
第二部では産業フェアの出展予想機種を公表したほか、「やはり新内規規則に対応した機種が各社からでる見込みだ。また、芸能人などのタイアップ機も数多く登場する予定なのでぜひ注目してほしい。さらに、パチスロメーカーもパチンコ機を展示するかもしれない」など、フェアの見どころも紹介した。