同機は非液晶機で純粋に玉の動きに一喜一憂できる究極の役物機。大きな特長はゲーム性を遊技者自身が打ち分けられる「天龍打ち分けシステム」と、同機最大のドキドキ感を演出する「3段クルーン」を搭載している点だ。
大当たりへと導く中央のメイン役物は大きく分けて2つの関門を搭載している。1つ目の関門は上部に配置された「龍の爪」役物。4つの突起がついた回転体となっており、回転体をくぐり抜け、中央口に玉が入ればいよいよ下部に配置された第2関門「3段クルーン」に挑むことができる。
上、中、下の3段構成のクルーンにはそれぞれ3つの穴があり、青線で囲まれた穴に玉が入ると次のクルーンへ玉が移行する。当たり穴は上から順に「手前、奥、手前」で、最終的に下段クルーンの手前に配置された当たり穴通過で見事大当たりとなる。
それだけではなく同機には「天龍打ち分けシステム」を搭載。左打ち時は「天ルート」に玉を通過させ第1関門の「龍の爪」役物から大当たりを目指す。一方右打ち時には「龍ルート」が存在し、玉が飛び込めば上段クルーンから大当たりを目指すことができる。玉の動きを多く楽しみたい人は「天ルート」、一撃狙いの人は「龍ルート」と打ち分けて遊技することが可能だ。また、上段クルーンにはごく稀にハズレ穴に入った玉がワープルートを通過することがある。ワープルート通過時は下段クルーンに玉が復帰するため、ガッカリから一転、1/3で大当たりを射止める激アツな瞬間となる。
スペックは「7000VS」と「5000VV」の2種類を用意。大当たりは4回1セットとなっており、7000VSは1760個×4セット、5000VVは1250個×4セットの出玉が獲得できる(いずれも払出値)。
プレス発表会ではMCに山内菜緒さん、ゲストに桃乃木かなさんを招き同社の田中久也営業本部長が機種説明を行った。田中本部長は「昨今、液晶機が主流のホール様で、古き良きパチンコ、純粋に玉の動きを楽しんでもらうパチンコをつくりたかった。そしてこのような機械をエンドユーザーの皆様にも是非楽しんでもらいたい」とメッセージ。桃乃木さんも「あまりパチンコをやらない私でも玉の行方にドキドキしてしまう機種」と感想を述べた。
同機の納品は2スペックとも2018年1月21日を予定している。