札幌方面が総会、依存問題を真剣に取組む

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 札幌方面遊技事業協同組合(合田康広理事長)は7月6日、札幌市内のホテルで平成29年度通常総会を開催した。

 総会にあたり挨拶した合田理事長は、業界が可及的速やかに取組まなければならない問題として依存問題対策をあげ、今後の安心パチンコ・パチスロアドバイザーの講習受講や各店舗での配置を要望。「この問題に真剣に取組まなければ、大衆娯楽として成り立たない」と述べ、依存問題対策への理解と協力を求めた。

 また、道内で賞品買取違反の摘発があったことについて、改めて遵法営業の徹底を要請。さらに新基準に該当しないパチスロ機の設置比率の問題や広告宣伝等の問題をあげ、「常日頃はライバル店だが、協力し合えるところは組合として提唱していきたい。バラバラではこの業界が縮小していく。組合活動の中で、活発なご意見をいただきたい」と呼びかけた。

 総会に先立って行われた行政講話では、北海道警察本部保安課伊藤隆之課長が、ぱちんこへの依存問題対策、賞品買取事犯の絶無、射幸性の抑制に向けた取組み、広告宣伝等の健全化の徹底、の4点について言及し、さらなる健全営業を要請した。

 一方、札幌遊技業協同組合(朴耕成理事長)の通常総会も同日に開催され、任期満了に伴う役員改選で朴理事長が退任し、合田康広氏が理事長に選出された。

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