カジノを含む統合型リゾート(IR)の整備を推進する法案(IR法案)が12月2日の衆院内閣委員会で可決された。
日経新聞では「自民党は12月6日に衆院を通過させ、今国会での成立をめざす」と報じている。
委員会では、ギャンブル依存症対策を抜本的に強化することや、犯罪の防止や治安の維持などの観点から世界最高水準の厳格なカジノの営業規制を構築すること、地方自治体がカジノを誘致する際に地方議会の同意を義務づけることなどの付帯決議も可決された。
今回のIR法案は、政府にカジノ設置に向けた整備を促す「推進法案」。実際のカジノ設置には「実施法案」を別に制定する必要がある。