マルハン、ミャンマーでマイクロファイナンス事業

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 マルハンは8月3日、ミャンマーに新たなグループ子会社「サタパナ・リミテッド」を設立し、マイクロファイナンス事業の営業を開始した。

 サタパナ・リミテッドはシンガポールに本社を置くアセアン金融事業統括会社マルハン・インベストメント・アジア社(社長/CEO 韓健)の子会社として設立し、本社はミャンマーのヤンゴンに置く。

 これまでマルハングループは、カンボジアでマルハン・ジャパン銀行を運営し、ミャンマーには2012年7月に同行ヤンゴン駐在員事務所を開設していたが、同行が2012年に買収したカンボジアで資産規模第2位のマイクロファイナンス企業サタパナ社のノウハウを活かして、ミャンマーでのマイクロファイナンス事業を計画。今年6月18日付でミャンマー財務・歳入省からマイクロファイナンス事業の営業仮免許を取得し、営業開始の準備を進めてきた。

 マルハンからのプレスリリースによると、サタパナ・リミテッドの初年度はミャンマーの4大管区であるヤンゴン、マンダレー、バゴー、エーヤワディに支店を設けて事業を開始する予定で、8月3日よりバゴーとエーヤワディは営業開始、マンダレーは8月中旬、ヤンゴンは8月下旬の営業開始を見込んでいるという。さらに今後は、事業の伸展に合わせて4管区内の支店の増設や、4管区以外の管区や州にも事業エリアを拡大していく方針を示している。

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