麻薬売り渡しや買春などホール駐車場が犯罪現場に

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 パチンコ店の駐車場で、覚醒剤の売り渡しや児童買春、傷害事件が発生している。

 愛知県警は6月24日、指定暴力団山口組弘道会系組長の打田一晴容疑者を覚醒剤取締法違反(営利目的譲渡)の疑いで逮捕したと発表した。報道によると、同容疑者は5月8日午後10時頃、名古屋市港区のパチンコ店の駐車場で、覚醒剤約0.4グラムを女性会社員に2万円で売り渡した疑いが持たれている。同容疑者は容疑を否認しているという。

 一方、神奈川県警少年捜査課と泉署は6月24日、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで、奈良県天理市の会社員山本英樹容疑者を逮捕した。同容疑者は2月3日、神奈川県厚木市内のパチンコ店駐車場にとめた乗用車内で、同市内に住む女子高校生徒(17)に現金を渡し、わいせつな行為をした疑い。

 また、群馬県内ではパチンコ店駐車場で傷害事件が発生。6月27日午後11時40分ごろ、太田市内のパチンコ店駐車場で、男に刃物を突きつけられたと、従業員男性から110番通報があった。従業員はナイフを振り払う際に左手に切り傷を負ったという。男は何もとらずに逃げたという。

 こうしたホール駐車場等における犯罪被害については、全国の各組合総会などでも警察担当官から注意喚起がなされており、各ホールにおいても防止策の再度の見直しが求められているといえそうだ。

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