高速出店に向けグループ体制を強化〜ダイナム

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 ダイナムジャパンホールディングス(本社/東京都荒川区・佐藤公平代表執行役)は7月26日、今後予定する「高速出店計画」の一環として、グループのダイナムホールディングスが保有している2社の株式を10月1日付けで譲り受けると発表した。

 2社はホールの清掃および飲食を手掛ける日本ヒュウマップ(東京都荒川区)と、障害者雇用を前提にオフィス清掃事業などを行うビジネスパートナーズ(東京都荒川区)。契約締結は前日25日。

 高速出店計画は今年度下期から出店スピードを徐々に上げていき、10年後の2023年3月末までに全国1000店舗の達成を目指すもの。同社ではその実現に向け、東日本大震災からの復旧と並行しながら、従来の出店基準の見直しに着手。店舗運営にかかわる人員の配置その他新しい標準的な経営数値モデルの検討を進めてきたが、震災復旧にメドがついたこと、そして新モデルが完成したことを受け、今年度下期から具体的に計画を推進していく方針だ。

 日本ヒュウマップはダイナムグループの店舗清掃事業ならびにホールに来店する顧客向け飲食提供事業を展開(施設「めん六や、めん太郎」を運営)。ダイナムJHDでは同社を直接傘下に置くことで、日常的な経営指導と厳格な事業管理を推進し、高速出店計画に求められる高いレベルの人材教育を目指す考えだ。

 ビジネスパートナーズについては、同社を特例子会社化することにより、障害者に社会進出を促す足がかりを支援。企業としての社会的責任を果たしていきたいとしている。

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