連結業績は売上高3214億700万円(前期比18.7%減)、営業利益190億7300万円(同67.3%減)、経常利益209億1400万円(同64.0%減)と減収減益を計上する一方、投資有価証券売却益など特別利益101億7900万円及び今後の課税所得により控除可能と見込まれる部分につき繰延税金資産を計上したことから、当期純利益は334億6000万円(同53.3%増)となっている。
パチンコ遊技機事業では、『ぱちんこCR北斗の拳5覇者』、『ぱちんこCR神獣王』、『ぱちんこCR蒼天の拳 天授』などを販売。『ぱちんこCR北斗の拳5覇者』の販売が好調に推移したものの、低調な市場環境を受けて、パチンコ遊技機全体での販売台数は前期比11万5428台(34.7%)減の21万6860台と前期実績を下回った。
一方、パチスロ遊技機事業は『新鬼武者 再臨』、『パチスロ モンスターハンター』、『パチスロ コードギアス 反逆のルルーシュ』などを販売。概ね堅調に推移したものの、一部タイトルの販売スケジュールを見直したことにより、パチスロ遊技機全体での販売台数は前期比9万8645台(32.8%)減の20万2221台にとどまった。
これらの結果、遊技機事業での売上高は1427億9600万円(前期比32.7%減)、営業利益は235億3400万円(同66.9%減)となっている。
次期の連結業績見通しは、売上高4850億円(対前期比50.9%増)、営業利益730億円(同282.7%増)、経常利益720億円(同244.3%増)、当期純利益470億円(同40.5%増)と大幅な増収増益を予想。
製品バリエーションの拡充やラインナップの強化を図り、パチスロ遊技機は対前期比27万5000台増となる47万8000台、パチンコ遊技機は同10万7000台増となる32万4000台の販売を見込んでいる。