ダイナムジャパンホールディングスが香港証券取引所に上場する方針を固めたと7月7日付朝日新聞電子版が報じた。7月9日から正式な手続きに入って投資家を募り、月内の上場を目指すとしている。実現すればパチンコホール企業の上場は国内外を通じて史上初。資金調達額は日本円で二百数十億円に達するという。
パチンコホール企業の上場をめぐっては05年12月にピーアークが国内のジャスダック証券取引所に上場申請したが、換金がネックとなり、認められなかった経緯がある。
報道によると「香港市場ではカジノ運営会社が上場しており、パチンコ業界の上場も認められやすいとみられる」と伝える一方、「パチンコが国内で違法と判断されて経営見直しを迫られれば、投資家が不利益を被る可能性もある」と指摘している。