同施設はマルハンが“新しい業態”と位置づけるもので、潜在顧客であるレジャー層をターゲットに顧客層の拡大を狙い、引いては新しいマルハンファンの創造と遊技人口の増加を目標とする。
韓俊副社長は今回の新プロジェクトについて「平成7年の《マルハンパチンコタワー渋谷》以来となる大きなチャレンジだが、我が社が業界のトップカンパニーからリーディングカンパニーへ飛躍するため、これまでのシェア獲得からマーケット拡大を狙う。コンセプトは『WIDE&DEEP』であり、入口は広く価値は深くとの意味を込めている。新業態の役割はパチンコを始めるきっかけと作るとし、それを実現するポイントは居心地、入りやすさ、気軽さの3点となる。そして、建物、設備や機能、サービス、コミュニケーションの4つの視点から店づくりを進めた」などと述べた。
《マルハン千葉北店》は総台数1151台。ハード面では完全分煙や高齢者だけではなく障がい者に配慮したユニバーサルデザインを始め、iPodを使用したオリジナルの情報端末、個室風のファーストシートなどが特長。ソフト面では、コンセルジュを常駐させるほか、接客教育で「障がい者目線」と「演技指導(アクターズメソッド)」を新たに取り入れ、更なる接客サービスの高度化にチャレンジしている。