それによると第3四半期累計期間の連結決算は売上高557億2800万円(前年同期比21.2%減)、営業利益150億4400万円(同5.6%増)、経常利益214億6400万円(同0.6%増)、四半期純利益147億8000万円(同7.9%減)で推移している。
遊技機事業では、パチンコ機は『ラブ嬢』『戦国乙女2』『ぱちんこRio』など計12万3000台を販売。パチスロ機は『パチスロ鉄拳伝タフ 2nd ROUND』『蝶々乱舞』『ぱちすろ黄門ちゃま 光れ!正義の印籠編!』など5万7000台を販売。セグメント売上高は553億3000万円、営業利益は169億2500万円を計上している。
一方、連結業績予想の修正では、第4四半期(1〜3月)の受注が好調に推移、パチンコ・パチスロ合算の通期販売台数が前回(10月17日)発表予想の24万9000台を上回る26万4000台を達成する見込みにあることや、昨年12月5日に連結子会社としたゴルフ場運営のPGMホールディングスの業績が第4四半期の3ヶ月間に反映されることから売上高を前回発表から27.0%増の960億円に、営業利益を19.4%増の203億円にそれぞれ引き上げた。ただし経常利益と当期純利益については減額修正。経常利益は前回発表から2.2%減の271億円に、当期純利益は6.0%減の188億円にそれぞれ引き下げている。
また同社は同日付でPGM HDの連結子会社化に伴い1株につき10円の記念配当を発表。1株あたりの期末配当金について普通配当金25円に、記念配当10円を加えた35円に修正することを明らかにした。
2012年3月期(2011年4月〜2012年3月)通期連結業績予想
売上高 960億円(前回予想比27.0%増/前年比11.8%増)
営業利益 203億円(同19.4%増/同32.9%増)
経常利益 271億円(同2.2%減/同9.8%増)
当期純利益 188億円(同6.0%減/同8.1%減)