全国各都府県の青年部会が集う「遊技業青年部会全国交流会」が2月16日、都内・明治記念館で開かれ、「再び成長へ〜若年層へのアプローチ〜」をテーマにグループディスカッション等を行った。2回目となる同交流会には20都府県の青年部会員ら84名が集まった。
冒頭、幹事府県を務めた都遊協青年部会・日野元太部会長は「カラオケの20代前後の参加率は90%なのに対し、パチンコの参加率は約10%前後というデータもある。若年層を取り込まなくてはこの業界の未来はないのではないかと考えている」と挨拶。
会では、昨年1月にテレビ東京で放映された「ルビコンの決断〜ウイスキー需要復活までの軌跡〜」を基調放映した他、早稲田大学理工学術院・大野高裕教授が「若年層こそ宝の山」を講演。その後、ワークショップとして参加者を13グループ(1グループ5〜6名)に分け、「若年層を呼び込むアイデア」について約1時間、グループディスカッションを行った。
あるグループでは若者へのアプローチ案として、「18歳になったらパチンコが打てるという解禁イメージを浸透させてみては」と提案、また大学祭やアニメ同好会などに遊技機を持ち込んでみるなどのアイデアも出された。
なお、次回の交流会は愛知県遊協青年部会を幹事に開催される予定。