特長は変動図柄を「マジックハンド」「タンバリン」「つぼ」「がまぐち」「チャンス図柄」「7」の6つ(ブランク図柄は除く)に限定している点。大当たり図柄は「7」のみとなっており、そのほかの図柄はリーチやチャンス時などに揃い、大当たり(7揃い)が期待できるという仕組み。従来の図柄テンパイによるリーチアクションとは異なり、「マジックハンド」や「つぼ」の図柄揃いがストーリー系リーチや疑似連続予告など期待度の高い演出に発展する起点となることで、3分間に1回起こるという“何か”の部分を担う存在となっている。
スペックは、大当たり確率1/278.9(高確率時1/34.3)の『LV』をメインとし、同1/348.6(同1/34.9)の『MV』の2機種。納品は6月7日からスタート予定。
なお、4月28日に都内・池袋のサンシャイン60で開催されたプレス発表会では冒頭、同社の小口久雄専務取締役が「現在の市場評価やプレイヤーの生活心理、潜在ニーズを捉え、先見性のあるアイディアを創出し、『これからのサミーはひと味違う』というところをみせていきたい」と話し、違いを見せる具体的な施策として、「コンテンツに関しては開発部門の他に、企画開発者の特徴を活かすため『編成部門』を創設。スペック面では4月以降、マックスタイプからミドルタイプへの意識の転換が図られていることから、ローミドルタイプ(大当たり確率1/300以下)をメインスペックとしてリリースした」と説明した。