千葉遊協・夢まるふぁんどが第1期基金を寄贈

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 千葉県遊技業協同組合(大城正準理事長)、千葉日報社、千葉テレビ放送、ベイエフエムの4社(者)からなる「夢まるふぁんど委員会」は11月17日、本年7月〜10月分の第1期基金を財団法人文化財保護・芸術研究助成財団(平山郁夫理事長)に寄贈した。

 基金は主に千遊協加盟の協力店舗がこぼれ玉を収集し相当金額に換算、これに千葉日報等と協力して行われるキャンペーンによる募金等を合わせ、各分野への貢献活動に役立てる。

 千遊協ではこれまでも社会福祉の分野を中心に社会貢献活動を重点的に推し進めてきたが、県内報道機関との連携によりその実態をより広くアピール、一般社会にも理解を求めようという考え。併せてこれまでの福祉事業の分野に加え、地域貢献事業、文化事業に対しても貢献の範囲を広げていく。

 支援事業は1年を4ヶ月単位で3期に分け、それぞれ福祉事業(ちばボランティアアシスト)、地域振興事業(ちばふるさと振興サポート)、文化(国際)事業(ユネスコ等活動支援)に割り当てる。今回は本年7月の基金立ち上げより10月末までの第1期分について、平山郁夫東京芸術大学長が理事長を務め、世界各地の文化財保護に奔走する(財)文化財保護・芸術研究助成財団に対し500万円が寄贈された。

 寄贈を受けた同財団からは平山理事長が、「中東、中央アジアには民族的な対立から紛争が続き、文化財の保護もままならない地域もあるが、これらに対し政府を通して手続きを行うと非常に時間がかかる。日本はこれらの地域から強く支援を望まれており、これに対しいち早く駆け付けて緊急的に対処するのが我々の仕事。政府の予算は執行されるまで時間がかかるため、今回のような浄財は、規模は小さくとも非常にありがたい。支援は幅の広い方が強く、今後も少しでも多くの支援をお願いしたい」と、文化財保護の現状を訴えるとともに、寄贈に対し感謝の意を述べた。

 夢まるふぁんど基金は11月1日より福祉事業支援を目的とした第2期がスタートしており、千葉日報にてキャンペーンを展開中。千葉県下約550のパーラー中、176店舗(11月17日現在)が夢玉(こぼれ玉)の募金に協力している。なお、協力店舗は千葉日報紙面にて紹介される。

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