
㈱地球のために・内藤勝好代表取締役社長(左)と㈱インフォマート・小野史裕執行役員。
電気代や設備投資の負担が増す一方、社会的責任への対応も求められるパチンコホール。「植林ぱちんこ」を展開する㈱地球のためにの内藤社長と、バックオフィスDXを推進する㈱インフォマートの小野執行役員に、攻めと守りのSDGsをテーマに、これからのホール経営の可能性について伺った。
──まずホールの現状についてどう見ていますか。
内藤 ユーザーが増えない一方で、電気代や設備投資などのコストは確実に上がっています。若年層やインバウンドなど新しい客層の取り込みが急務です。同時に、業界として社会的イメージをどう高めていくかも課題だと感じています。
小野 私も同じ認識です。どの業界も不確実性の高い経営環境の中では積極的な投資よりもコスト管理を重視する企業が増えています。一方で、SDGsなど社会的責任への関心も引き続き高く、コスト管理と社会貢献の両立が、以前にも増して求められていると感じます。
──そうした中で、注目されているのが「植林ぱちんこ」です。
内藤 植林ぱちんこは、パチンコ・パチスロの回転数を植林本数に換算し、その分を植林団体へ寄付する仕組みです。遊びがそのまま環境貢献につながる形をつくることで、パチンコの新しい価値を生み出したいと考えました。導入店舗は3月時点で7店舗、4月末には17店舗まで広がる見込みです。植林本数も約2万4000本を超えています。ユーザーからも「遊びながら社会貢献できるのは面白い」という声を多くいただいています。
小野 とても面白い取り組みですね。特に若い世代は環境問題や社会課題への関心が高く、こうした活動は企業のブランディングだけでなく、業界イメージの改善にもつながるのではないでしょうか。
コスト削減の余力を集客やイメージ向上に
──SDGsを進める上でコストも課題です。「守りのSDGs」としてバックオフィス効率化が重要になっています。
小野 例えば請求書業務は紙で受け取る場合、手入力や確認作業など多くの人手がかかります。弊社の『BtoBプラットフォーム 請求書』は請求書のやり取りをデジタル化することでこうした作業を削減できます。月400~500件ほどの請求書を処理しているホール企業では、導入後に処理時間がほぼ半減したという事例もあります。人件費でみるとかなりの削減効果です。さらに、弊社のプラットフォーム全体では紙の削減量が年間約6億枚、杉の木換算で約57万本分に相当する環境効果が生まれるなど、業務効率化と環境保全の両立を実現しています。
内藤 私自身ホール経営にも関わっていますが、請求書業務はまだ紙が多く、経理部門の負担は大きいと感じています。
──攻めと守りのSDGsの両輪がそろうことで、ホール経営の新たな可能性が見えてきそうです。
内藤 コスト削減で生まれた余力を社会貢献やブランドづくりに活かす。そうした循環ができれば、ホールの価値はさらに高まると思います。
小野 バックオフィスDXと社会貢献の取り組み。この二つが組み合わさることで、ホールの経営革新が生まれるのではないでしょうか。多くの企業に関心を持っていただければと思います。

本社●大阪市北区
設立●2025年1月29日
事業●植林ぱちんこ事業
【お問い合わせ】
『BtoBプラットフォーム』のインフォマート
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パチンコ業界DX推進プロジェクト
TEL 03-5776-1159





