遊運連、連合会を一本化して支部化へ

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総会では組織の一本化に向け準備委員会を設立。協議を重ねていることも明らかにした。

 遊技機運送事業協同組合(遊運協)及び遊技機運送事業協同組合連合会(遊運連)は6月12日、都内・ホテルラングウッドで通常総会を開催した。

 栗原真代表理事は「遊運協、中部、近畿、九州の4つの単組が加盟する連合会を一つの組合にして、支部化する計画を進めている。規則改正の影響により新機種の減少、遊技機の役物等の大型化や重量化、ドライバー不足など厳しい経営環境におかれている。組織改編でスピードのある対応を実現し、安全な遊技機の輸送に務めていきたい」と、組織の一本化を推進することを表明した。

 総会は平成30年度事業・決算報告、令和元年度事業計画・収支予算案などの議案を全て原案通り可決・承認。長年に渡り組合に尽力する2名の組合員(愛知高速運輸・高部鉄次氏、徳商運輸・徳山栄氏)に対して功労者表彰が行われた。

 懇親会では警察庁生活安全局保安課の小清水徹係長、全日遊連・阿部恭久理事長、日電協・兼次民喜筆頭副理事長が祝辞を述べた。小清水係長は「ぱちんこ依存問題は国民の高い関心を集めており、ギャンブル等依存症対策基本法が昨年10月に施行され、本年4月にはギャンブル等依存症対策推進基本計画が閣議決定した。すでに業界では、RSNの相談体制の強化、ぱちんこ営業所での安心パチンコ・パチスロアドバイザーの配置・運用開始、加えて自己・家族申告プログラムの拡充・普及を行うなど、ぱちんこへの依存防止対策に積極的に取り組まれている。引き続きぱちんこ業界が一丸となり、依存防止対策に重点を置きつつ、健全娯楽であるための取り組みを推進することを期待している」と依存対策への継続的な取り組みを要請した。

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