田中幸也理事長を再任、3期目へ~千葉県遊協

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総会冒頭に行われた寄付金贈呈式の模様。

 千葉県遊技業協同組合は6月7日、京成ホテルミラマーレで通常総会を開催した。

 総会では議案審議に先駆け、毎年恒例の寄付金贈呈式を実施。千葉県内の公益財団法人2団体に対して寄付金が贈られたほか、県内13の福祉支援施設・団体に対しては同組合が県内メディア3社と協同で運営する「夢まるふぁんど委員会」から支援金が贈呈された。その後、「夢まるふぁんど基金」の年間優良店舗10店舗に対し感謝状が贈られた。

 総会冒頭の挨拶で田中幸也理事長は、「夢まるふぁんど」を今後も継続していく姿勢を示し、組合員に対して一層の協力を求めた。その後、県内の業界情勢について触れ「県内の店舗数は全盛期の700店舗から、今年3月末の時点で357店舗と半減してしまった。今後もメーカーの機械開発に期待しながらも、健全営業のさらなる推進をはじめ、適切な賞品提供の問題、射幸心をそそる広告宣伝の問題を関係団体と協力して、解決していかなければならない。これら数々の問題を組合員の皆様と一丸となって解決していくことが、身近で手軽な大衆娯楽に立ち返り、ファンの皆様が安心して快適に遊技できる環境づくりにつながる」と述べ、協力を仰いだ。

 来賓祝辞では千葉県警察本部生活安全部の延澤加壽雄部長が登壇し、業界の健全化に向けた各種取組みを着実に推進するよう要請した。

 任期満了に伴う役員改選では田中理事長が再任。その他の上程議案もすべて可決承認された。

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