全遊振、3つのテーマに沿った営業戦略セミナー

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第2部のワークショップでの様子。チーム内で声を出し合い、協力して課題に取り組んでいた。

 一般社団法人全国遊技ビジネス振興会(全遊振)は2月14日、都内で「第7期第2回例会セミナー」を開催した。

 曽我部康二会長は冒頭の挨拶で、「最近フード関係のSNSによる悪ふざけした投稿が増えています。こうしたSNSでの投稿はパチンコ業界でも起こりえるため、社員やアルバイトを含めて注意していってほしい」と注意喚起を行った。

 セミナー第1部の三井慶満顧問の講話では、「これからは個客に対して、前向きによりよい価値のある余暇を提供することが生き残りへの道」と述べたのち、「粗利を作るうえでの人による売上、粗利の作り方というところに、この一年ぐらいはお金も時間もかけて行うことが、業績回復に向かうのではないかと思う」と先を見据えた営業方針を語った。

 第2部は、特定非営利活動法人SRCの石川浩乃代表による「成果を出し続けるチームづくり」と題し、全員参加型のワークショップが行われた。1チーム6~7人に分かれて用紙を使って高さを競うタワー作りが行われた。チーム全員で達成感を共有することが、チームを継続していくポイントだと説いた。

 最後の第3部では、エーゼットエンターテインメント経営・営業支援部の佐々木龍太郎部長による「新規則下の“正しい”営業論」と題し、SNS、機械、営業の3つをテーマにし中小企業の業績UPについて講話。「価値のないものに価値を創出すること」、「同質化からの脱却」、「6号機戦略」と進めていき、佐々木氏は「結局のところは継続してやりきれるかどうかにかかっている。やることをやりきれば業績は上がっていく」と総括した。

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