6号機市場の行方、適正台数を指南〜パチスロ大学

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講義の冒頭、三木貴鎬学長より今週導入された『パチスロ聖闘士星矢 海皇覚醒Special』『パチスロ蒼天の拳 朋友』両機種についてのミニ講義も行われた。

 パチスロに携わるホール幹部を対象とした「パチスロ大学」は1月8日、第5回目となる講義を開催した。

 講義は3部構成で行われ、はじめに北野良副学長が「業界動向学部」の講師として登壇。北野副学長は、今年のパチスロ市場動向として、5.9号機は実質2年しか使えないことや、今年前半期に販売予定の6号機は大きなタイトルがない点を指摘。約16万台とされる認定切れパチスロ機の入替を行う中、ジャグラー系機種のシェアを守りながら耐える1年になると推測。6号機の中古機を導入する選択肢も視野に入れた戦略を説いた。

 第2部は「機械対策学部」の講義としてワクワクランドの涌嶋士郎代表が登壇し、今ひとつ不明瞭な部分の多い6号機の仕様を詳解。パチスロ機の適正導入台数を割り出す独自の指数「ワクワク指数」を紹介し、受講者とともに新機種を題材に適正台数を抽出。同指数は、様々な情報に惑わされない指標となるだけに受講者も手応えのある内容となった。

 第3部の「マーケティング学部」は第2営業部の堀川和映顧問を講師に、マーケティングの基礎知識を集中講義。PEST分析(マクロ環境分析に有用な4つの観点の頭文字をとった分析手法)、マーケティングの7体系などを解説。「新台を入れ、設定を入れ、ライターを呼んでもお客様は増えません。増える仕組みがあって増える」、「衰退期にある今の時代、既に差別化は効かず、独自化を進めるべき」など、マーケティングに基づいた経営戦略や事業戦略を説いた。

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