東京都遊協機械対策委員会は5月7日に、全日遊連機械対策委員会に対し、「多様な営業形態に対応した遊技機への機能付加の要望(案)」を提出、遊技機メーカーへの働きかけを要望した。5月23日の都遊協臨時理事会で機械対策委員会が報告した。
要望案では、ラッキーナンバー制や定量制、一回交換などの様々な営業形態に対応できるよう、遊技機メーカーに対し、遊技機の区切りを分かりやすく遊技者に案内できる設定機能を搭載してもらうことを求めている。
案内例としては、表示及び音声で、
「大当たり終了しました。一旦遊技を中止して係員の指示に従ってください」
「出玉○玉、予定数達成いたしました。打止めとさせていただきます」
などを想定している。
要望の背景としては、ギャンブルとの違いやのめり込み問題への対策が求められているほか、今後、新規則遊技機の登場や消費増税などの経営環境の変化に対応していかなければならないことを指摘。これらの問題を解決するためには、遊技環境の見直しが必要とし、ラッキーナンバー制や定量制、一回交換などの多様な営業形態に移行することで、より遊びやすく、また、交換の機会を与えることでのめり込みにくい遊技環境を整えることができる、としている。