香川県遊協が災害時協定締結、県内79店舗が協力

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 香川県遊技業協同組合は3月7日、香川県警と、県内全てのパチンコ店の駐車場を災害時に警察車両に開放する協定を締結した。都道府県単位で災害時協定が結ばれるのは全国で初。

 災害時に救助活動にあたる車両は人や機材等を輸送するため大型車両が多く、駐車スペースの確保が課題となっていることから、同組合では広い駐車場を完備しているところも多いパチンコ店を災害時に活用してもらおうと県警に提案していた。

 災害時の駐車場開放には非組合店舗を含む県内の全79店舗が協力。駐車場を設けていない店舗は、駐輪場等のスペースを提供して出来る限り災害時に協力することとした。

 今後、同組合では駐車場の開放だけにとどまらず、店舗に非常食や水を備蓄して住民の避難拠点として、パチンコ店を活用してもらうことを検討。詫間啓司専務理事は「南海トラフ地震が30年以内に発生する確率は70%から80%と言われている。地震が発生した時に備えて、パチンコ店が住民の避難場所になるよう取組んでいきたい」と語った。

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