同大会は、国内のスカッシュ大会の中で最大の賞金(総額120万円)を誇る大会で、年2回、さいたま市と横浜市で開催されている。毎大会とも国内トップクラスの選手たちが参加しており、本大会でも同社がスポンサー契約を結んでいる日本ランキング3位の松井千夏選手をはじめ、日本ランキング1位の机龍之介選手、日本ランキング2位の渡邊聡美選手など、日本スカッシュ界をけん引するトッププレイヤーが参加し熱戦を繰り広げた。
決勝は男子が机選手と海道泰善選手、女子が松井選手と渡邊選手で行われ、それぞれ机選手と渡邊選手が優勝を果たした。
試合後のインタビューで机選手は「自分の持つ力を十分に発揮し、持ち味を活かせたことが連覇に繋がった。3月にはアジア選手権の団体戦があり、決勝で戦った海道選手も出場するので力を合わせてメダルを持って帰れるように頑張りたい」とコメントした。
渡邊選手は「最初の1ゲーム目は緊張から動きが硬くなってしまったが、試合が進むにつれて気持ちも身体もほぐれて自分のプレーをすることができました。来月はプロの大会に参加するため、まずはそこで優勝することと、3月に行われるアジア選手権団体戦でメダルを取れるように頑張りたい」と意気込みを語った。
表彰式で挨拶した同社の保坂明取締役は「2024年のパリ五輪の時には、スカッシュがオリンピックの正式種目となり、この大会に出場した選手の中から代表選手が選ばれるように、これからも微力ながらお手伝いしていきたい」と述べた。