11月14日に都内で開催された余暇環境整備推進協議会(代表理事:笠井聰夫)の平成29年度秋季セミナーの中で、警察庁生活安全局保安課の津村優介課長補佐が講話を行い、「ぱちんこへの依存防止対策」、「射幸性抑制に向けた取組み」、「検定機と性能が異なる可能性がある遊技機の問題」、「遊技機の不正改造の絶無」、「遊技機の流通における業務の健全化」について言及した。
その中で、回胴式の高射幸性遊技機について「『メーカー団体が特に高い射幸性を有すると区分した遊技機については、ホールはこれを優先的に撤去する』とした6団体合意のとおりには、必ずしもなっていないという話も聞いており、こうした点について非常に残念に感じている。現在の目標値設定は、来月1日までとなっているが、今後は、来月1日以降における、新基準に該当しない遊技機、とりわけ『特に高い射幸性を有すると区分した遊技機』の削減に向けた業界の自主的な取組を早期に決定していただきたい」などと要請した。