パチンコ依存問題に関する電話相談等の活動を行う認定非営利活動法人、リカバリーサポート・ネットワーク（RSN、西村直之代表）のレポートによると、2017年4月の電話相談件数は439件（沖縄RSN354件、全商協RSN支援室85件）で前月より34件減少した。しかし、前年同月比では228件の増加となり、月間の相談件数が2カ月連続で400件を超えた。
相談件数が急増した今年2月以降の相談内容から、問題が深刻化している人からの相談件数はそれほど増えていない一方、啓発ポスターなどをみて不安に駆られた相談者が予防目的でかけている相談件数が上積みされてきているという。
沖縄RSNの相談件数の内訳は、初回相談314件、複数回26件、間違い、無言・問い合わせ14件。そのうち本人からの相談は261件、家族・友人からの相談は51件、援助者からの相談は2件だった。
