同調査では3ヶ月に1回以上の頻度で遊技する人を参加者と定義、本年3月10日から15日にかけて全国3万人を対象にインターネット調査を行い、2万9,231人から回答を得た。
この結果、パチンコの参加人口は993.0万人(前回981.1万人)、パチスロ757.7万人(前回709.6万人)でPSともに増加。パチンコ・パチスロの両方を遊技するプレイヤーを考慮した、パチンコ・パチスロの両方、またはどちらかを遊技するプレイヤーの総数を計算すると、1,052.6万人(前回1,035.4万人)だった。
また、同調査では3ヶ月に1回未満かつ1年に1回以上遊技する人をご無沙汰ユーザーと定義。この層を含めた「1年に1回以上遊技するプレイヤー」はパチンコが1338.0万人、パチスロが1022.8万人でこちらも前回より増加した。一方で「かつて遊技経験があるものの過去1年以内にはなく、かつ機会があれば遊技に参加してみたい」という休眠層の数はパチンコで減少、一方パチスロは増加した。
こうした調査結果を受け同社の青山真将樹代表は、「若年層の参加が若干増えており、客層に変化の兆しが見えたのではないか。休眠層の減少もゆるやかになっており、射幸性の低下で大負けしにくくなった影響も考えられる」などと指摘。現場感として客数の減少が感じられるのは「参加者の減少ではなく、遊技頻度の低下が影響しているのではないか」と予測した。
この他今回の調査でははじめての試みとして、プレイヤーの喫煙の有無による参加実態も調査。この結果プレイヤーの喫煙率は47.5%だった。