同イベントは施設で暮らす子ども達に楽しいクリスマスの1日を提供しようと、昭和62年から続けている同青年部会の恒例行事。節目の30回を迎えた今回は「世界にふれよう」をテーマに、会場内には毎年定番の各種アトラクションに加え、世界各国の食べ物が味わえる屋台や世界各国の遊びが体験できるコーナーなど国際色豊かな催しを多数用意した。
当日は、大阪府の児童養護施設等から約1800人がイベントに参加。子ども達はスケートリンクが設置されたメインアリーナをはじめ、16種類のアトラクションが用意されたサブアリーナ、世界各国の遊びを体験できる「あそび体験コーナー」などを自由に遊びまわったほか、屋台に用意された世界各国の食べ物を堪能するなどして存分に“世界”を満喫した。
記者会見で、大遊協の平川容志理事長は「未来っ子カーニバルが節目の30回目を迎えたことは本当にうれしい。このように盛大に開催できるのは支えてくれた方々のおかげ。感謝の気持ちで一杯です」と挨拶。続けて青年部会の段周精部会長は「今回は世界の様々な文化を体験できる催しを多数用意した。今日の体験が子ども達にとって新たな希望や夢をみつけるきっかけになってほしい」と同イベントへの思いを語った。
また、当日は同青年部会に対して大阪府知事から感謝状が贈られ、閉会式に登壇した植田浩副知事から段部会長に感謝状が手渡された。