警察庁生活安全局保安課は3月22日、「平成27年における風俗環境の現状と風俗関係事犯の取締り状況等について」を発表した。
平成27年末現在のぱちんこ営業許可数(営業所数)は1万1,310件で前年に比べ317件減少。このうちパチスロ専門店は991件で、こちらも前年比28件減少している。
また、遊技機の備付台数はパチンコが290万6,021台(前年比4万8,264台減少)、パチスロが166万9,280台(同2万5,990台増加)で合計457万5,545台(同2万2,274台減少)となり、2年連続で前年を下回った。1店舗あたりの備付台数は404.6台(同9.2台増加)で、初めて400台を超えた。
なお、設置台数の増減を備付台数別に見ると、1,000台以上は278店舗で前年に比べ35件増加、501台から1,000台の営業所も16件増加しているが、一方で500台以下の営業所は合計で368件減少している。