一般社団法人遊技機リサイクル協会(小田精一代表理事)は2月24日、都内のホテルで第9回定時社員総会を開き、任期満了に伴う役員改選で小田代表理事を再選した。小田代表理事は4期目となる。
小田代表理事は冒頭の挨拶で、今後、ホールの高射幸性遊技機の自主撤去や、検定機と性能が異なる可能性のある遊技機の回収により、多くの廃棄台が出てくるとの認識を示し、「業界として廃棄処理する義務が出てくる。指定リサイクル業者に状況を説明し、しっかり回収処理を行っていきたい」と述べた。
事業報告によると、平成27年1月から12月までに協会システムによって回収・処理された遊技機は、パチンコ機212,632台(前年比10.9%増)、パチスロ機66,948台(同1.1%減)となった。
システムに参加する県遊協に増減はなく28都県方面で推移。参加メーカーは奥村遊機が業務を終了したことから1社減となり、パチンコメーカー27社、パチスロメーカー5社となった。指定リサイクル業者は1社増えて全17社となった。