パチンコ・パチスロ遊技機がメーカー側の責任によって故障した場合のガイドラインについて、全日遊連が日工組との連絡協議会で作成に着手していることがわかった。
6月10日に行われた九州地区遊技業組合連合会定時総会で全日遊連機械対策委員長を務める福岡県遊協の金本正浩理事長が組合員の質問に答えた。
これまでは遊技機の故障問題が起こるたびに全日遊連がメーカー側と交渉を重ねてきたが、それではあまりにも時間と費用がかかることや、メーカーによって対応の仕方に差があることから明確な取決めを設けた方がいいのではないかというのが質問の主旨。金本理事長は日工組とは既にガイドライン作成に着手していると答えた上で、故障個所や程度によって対応や補償内容が変化するため、明確なガイドライン作成には時間を要するとしながらも「市場に不公平感や不浄さが残らないためにも最低限のフレームづくりをしたい」と説明した。また、日電協とも同様の内容で協議していく意向を示した。