岩手県遊技業協同組合は5月27日、平成27年度通常総会を開催。総会に先立ち、組合加盟ホールの長期勤続従業員(10、20、30年勤続)計105名を表彰。任期満了に伴う役員改選では理事長に秋山照明氏が再任、副理事長に金山正行、小林正典、山田栄作、工藤嘉、金子龍二の各氏が選任された。
秋山理事長は全国のホール軒数、設置台数、パチンコ参加人口の減少を憂慮。法令遵守のもと健全営業を行い、信頼される業界の確立を目指さなければならないと組合員に呼びかけた。
また、東日本大震災により親を失った子供を支える「いわての学び希望基金」への活動支援について、「業界は社会と共にあり、国民の皆様に寄り添いながら発展しなければならない。この基本的な部分を組合活動として、目に見える形で取り組んでいる」と述べ、継続的な支援を行う方針を明らかにした。
岩手県警察本部生活安全部の米沢崇部長は健全営業への取り組みを継続して支援する方針とともに「違法営業者が得をして、遵法営業者が損をすることの無いように公正な指導、取締りを行う」と述べ、組合員にさらなる健全化への取り組みを要請した。