メダル工業会が総会、大泉理事長を再任

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 遊技場メダル自動補給装置工業会は11月28日、都内ホテルで第25回通常総会を開催した。

 冒頭、大泉政治理事長は、25期決算は消費増税の影響もなく好決算で終わることができたと報告。ただ、9月からパチスロの型式試験方法が変更されたことなどに触れ、「これからパチスロがどうなるのか不透明だ。来期は厳しいと予測し、20%ダウンの予算を考えている。工業会員が一丸となって頑張っていきたい」と気を引き締めた。

 事業報告では、25期のパチスロ向け補給器具等の販売総数が26万1357個となり、前期比14.0%増になったことを報告した。

 このうち補給器具の販売は、25φ向けが9万1229個(前期比20.0%増)、30φ向けが6700個(同8.1%増)の計9万7929個。

 回収器具の販売は2万2600個(同35.5%減)、メダル貸機用器具(自動補給シンカー)の販売は4万3600個(同69.3%増)と報告した。

 26期の補給器具等の販売総数については、ファン人口の減少やパチスロ規制による新機種の出遅れなどを考慮し、前期比20%減を見込んだ。

 また、任期満了に伴う役員改選では理事、監事全員の留任を承認し、理事長には大泉氏を再選した。大泉理事長は12期目となる。

 総会終了後の懇親会では、日電協の里見治理事長、日遊協の庄司孝輝会長、全日遊連の片山晴雄専務理事が来賓挨拶を述べた。

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