同表彰式は、スポーツや文化・芸能の分野で多大な功績があった岡山県ゆかりの個人・団体を顕彰するもので、今回は特別賞の声楽家・佐々木英代さんをはじめ、スポーツ賞3個人2団体、文化賞3個人1団体の計7個人3団体に表彰盾と副賞(30万円)を贈った。
表彰式に先立ち、同財団・千原多美子理事長は「長く一筋にその道を進んでいくことは大変なことだと思う。そうした皆様の活動を表彰できることは当財団にとっても光栄なこと。これからもそれぞれの道で励んでいただきたい」と挨拶した。
特別賞を受賞した佐々木さんは長年、ソリスト、合唱指導者、プロデューサー、指揮者など幅広い音楽活動を通じて地域の文化・芸術の振興に尽力してきた。受賞に対し「地道な努力を認められたと感じている。これからも精進していきたい」と笑顔をみせた。
今回はスポーツ大賞・文化大賞の該当者はなく、その他、県内26団体にスポーツ・文化活動助成金を贈呈した。
■第11回マルセンスポーツ・文化賞の受賞者(敬称略)
【特別賞】
佐々木英代(音楽・声楽家)
【スポーツ賞】
IPU環太平洋大学女子柔道部(柔道)
小川晃平(体操競技・新体操)
吉備国際大学女子サッカー部(サッカー競技)
佐々木美行(スケート競技フィギュアの指導)
野上竜太(自転車競技)
【文化賞】
小出公大(郷土史家)
須本雅子(工芸・染織)
藤原洋次郎(美術・現代アート)
横仙歌舞伎保存会(無形民俗文化財)